投資信託するならインデックスファンドとアクティブファンドどっちが良いの?

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投資信託に投資をする時に、どのファンドを選べば良いのか迷いますよね。

ここ数年でNISA口座の開設数が急増し、投資信託を始める方が多くなりました。
しかし一方で「投資信託の商品ってたくさんありすぎて、何がなんだかわかりません!」という初心者の方も多いのではないでしょうか?

たくさんある投資信託の商品は大きく二つに分けられます。
それが『インデックスファンド』と『アクティブファンド』です。

今回の記事では、インデックスファンドとアクティブファンドについて、それぞれメリットとデメリットをご紹介します。
「インデックス?アクティブ?なにそれ?」と思った方も安心してください。
そもそもこの2つはなにか?についても最初に説明します。

その上で、どちらに投資する事がベストなのか?解説していきます。

ぜひ最後まで読んでいってください。

【結論】
『まずは長期的にインデックスファンドへ投資。余裕があれば短期的にアクティブファンドにも挑戦。』

そもそも投資信託ってなに?

もうご理解いただいている方はさらっと読み流してもらっても構わないのですが、初心者の方のために「投資信託」について解説します。

投資信託とは、投資家から集めた資金を一つの大きな資金として集め、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことです。

例えるならば、幕内弁当のような商品です。
幕内弁当って鮭、煮物など人気のおかずをまとめてひとつのお弁当箱に入れたお弁当ですよね?それと同じようにファンドマネージャー(集めたお金を運用してくれるプロの投資家)が優良な株式などを選んで運用します。

投資家は株式銘柄をひとつずつ分析して投資する手間が省け、少額で複数の銘柄に分散投資する事ができます。その代わりに、運用会社は集めた資金の中から信託報酬という手数料をもらうことになります。

お金を出す一人一人は少額ですが、みんなから集めた大きなお金で運用していく。それが投資信託です。

アクティブファンドとインデックスファンドの違い

投資信託の商品は大きく2つに分ける事ができます。

基準とする株価指数と同じ動きをするインデックスファンドと基準とする株価指数を上回る成績を目指すアクティブファンドです。

例えば、米国に「S&P500」という株価指数があります。
これは米国内の株式市場に上場している企業の中から特に優良な500社から構成される指数です。
インデックスファンドの場合は、この500社をそのまま保有して指数と同じ動きをするように設定します。

一方でアクティブファンドの場合は、この指数を上回ることを目指してファンドマネージャーが個別株を売買して運用します。
その時に選ぶ銘柄は「S&P500」以外の銘柄も選びます。

それぞれの特徴を以下の表にまとめます。

インデックスファンド

アクティブファンド

【概要】
ベンチマークする指数と同じ銘柄を自動的に保有する。

【メリット】
・手数料が安い。
・投資対象銘柄数が多い。

【デメリット】
・株式相場の影響を大きく受ける。
・短期的な利益は小さい。

【概要】
ファンドマネージャーが銘柄選定して運用していく。

【メリット】
・特定の分野へ投資ができる。
・短期的な利益を出しやすい。

【デメリット】
・手数料が高い。
・投資対象銘柄数が少ないことが多い。

それぞれにメリットとデメリットがあります。
この特徴を理解しておきましょう。

どちらに投資すれば良いのか?

インデックスファンドとアクティブファンド。どちらに投資した方が良いのでしょうか?
よく聞かれる質問です。

ネット上で情報を集めていると、インデックスファンドを推す声が多いように思います。
確かに、多くの人は長期的に資産形成として世界や米国株式に投資するインデックスファンドに投資すると良いかもしれません。
やはり圧倒的に手数料が安いので、長期的にはインデックスファンド投資の方が成績が良いですね。

では、アクティブファンドは投資する必要ないのか?

そんなことはありません。
インデックスファンドで長期投資をしながら、アクティブファンドに挑戦するのもOKです。

上の特徴でまとめたように、アクティブファンドは短期的に大きな利益を狙う場合に有効活用できます。手数料が高いので長期的には不利ですが、短期的な爆発力があります。
例えば、米国のIT企業群に投資するアクティブファンドはコロナ禍でも絶好調でした。

長くても半年〜1年程度の短期的な目線ですが、無理のない金額でチャレンジしてみると面白いですよ。

①基本はインデックスファンドで長期投資
②タイミング的にチャンスがあればアクティブファンドで短期投資

以上のような感じでインデックスファンドとアクティブファンドを使い分けると良いですね。
ただし、今回はあくまで「ひとつの投資スタイル」を紹介しただけです。
最終的には自分で調べて納得した上で投資していくと、もっと投資を楽しめると思います。

【結論】
『まずは長期的にインデックスファンドへ投資。余裕があれば短期的にアクティブファンドにも挑戦。』

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キーワード:投資信託 インデックス アクティブ

文字数:2176文字

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